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消費者金融とサラ金とは??ヤミ金ではないの?借入する前に必ず目を通しましょう!

消費者金融とは何か、サラ金とは何か気になる方もいますよね。

ヤミ金ではない?借りたら最後、激しく取立てされたり家族が巻き込まれるなんて想像するかもしれません。

この記事では違いについて解説しますので、これから借入する予定がある方はしっかりと理解した上で借入しましょう。

 

消費者金融、サラ金とは?

カードローンなどを借りようと思った場合に消費者金融のことを思う方も多いかもしれません。

そこでサラ金とは違うの?などとも思う方もいるかもしれないため、この2つについて触れていきましょう。

まずはじめに消費者金融サラ金は同じことを指してます。

 

サラ金とはサラリーマン金融の略ですが、昔はサラリーマン金融は法外な金利で融資をしたり、延滞すると激しい取立てが行われたりととても印象が悪かったです。

そのため、イメージを変えるためにも、1990年代には消費者金融という呼び方に変更し、浸透していきました。

今なおサラ金=法外な対応という印象が残っており、消費者金融=イメージが悪くなっていることにも繋がります。

 

消費者金融とはなに?

では消費者金融とはどのような会社でしょうか。

サラ金の時代の名残などはあるのかなど、これから借入を検討している人はとても気になりますよね。

現在、消費者金融は「貸金業法」という法律に則り、運営しています。

そのため、消費者金融でお金を借りて、法外な対応をされることはまずありません。

 

消費者金融は基本的に個人を相手に融資をする会社です。

大手の消費者金融の会社は銀行の傘下で運営している会社が多いです。

またヤミ金は貸金業法を無視して、法外な金利でお金を貸したり、法律を無視して保証人でもない家族に取立てをしたりする可能性があります。

 

貸金業法とは

貸金業法という法律は消費者金融など貸金業務を行う会社やその借入に対して定めている法律です。

借入する人が返済できなくなって生活が困窮することを塞ぐことを目的に制定されています。

貸金業法はこちらの金融庁でも明記していますが、この法律の主なポイントは3点あります。

  • 総量規制
  • 上限金利の制定
  • 貸金業者に対する規制を強める

・総量規制
借入した人が借入が多くて返済できなくなることを防ぐために、年収の1/3までしか借入できない。

 

・上限金利の制定
借入の金利において、借入金額に応じて15%〜20%までの上限金利を設けています。

 

・貸金業者に対する規制を強める
貸金業務を行うためには、営業所に必ず国家資格である貸金業務取扱主任者という資格を保有した人がいる必要があります。

 

このような法律に基づいて業務を行なっているため、消費者金融も昔の悪いイメージのことが起きることはないでしょう。

そしてこの貸金業務を行うには必ず財務局か都道府県に登録する必要があります。

だからこそ借入する前に、その会社が上記に登録されているのかこちらから必ず確認するようにして下さい。

 

消費者金融の特徴とは

消費者金融にはいくつか特徴があります。

メリットとデメリットという見方で解説していきます。

 

消費者金融を利用するメリットとは

消費者金融を利用するメリットもあります。

  • 借入できるまでのスピードが早い(当日借りられる可能性もある)
  • 審査基準が緩い傾向にある
  • 枠を設定して借入することで、上限まで審査なしで追加で借りることもできる
  • 返済に自由性がある
  • 非対面で借入が完結できる

・借入できるまでのスピードが早い

平日で14時ごろまでの申込みであれば当日に借入できる可能性もあります。
至急お金が必要という場合は銀行系では不可能なため、消費者金融で借りる必要があります。

 

・審査基準が緩い傾向にある

審査基準は銀行系よりも緩い傾向にあります。
そもそもの消費者金融のターゲット層としても銀行で審査が通らない人や至急お金が欲しい人です。
その代わりに金利が銀行系よりも高い傾向にあります。

 

・枠を設定して借入することで、上限まで審査なしで追加で借りることもできる

いわゆるカードローンとして借りることで、上限までは自由にATMで引き出しすることが可能です。
既にその枠で審査が通っており、手元にカードさえあれば審査なしでいつでも出金できます。

 

・返済に自由性がある

一時的に借りて、数日後にお金が入ってきたりしたらATMですぐに返済することが可能です。
その場合は借りた日数分を日割り計算で利息がかかり、ATM手数料と合わせてかかりますが、銀行系で30日間の利息がかかるよりも金利負担が少なくなることもあります。

 

・非対面で借入が完結できる

貸金業者によっては借入の申込みがATMで完結するところもあります。
契約書も書面上では発行しないところもあり、家族にバレたくない人は銀行系よりもおすすめかもしれません。

 

消費者金融を利用するデメリットとは

ではデメリットも確認していきましょう。

  • 消費者金融で借りるイメージが悪い
  • 金利が高い
  • カードローンで枠を設定して借入すると、解約するまでずっと信用情報に掲載される
  • 借金癖がつきやすい

・消費者金融で借りるイメージが悪い

消費者金融は審査基準が緩いこともあり、消費者金融を利用しているとお金がないなどのイメージがつきやすいです。
そのため気にする方は書類がなくATMで完結する会社を選ぶと良いかと思います。

 

・金利が高い

金利水準は基本的に高いです。
会社によっては3.0%〜とありますが、この金利で借入できる人は申込み金額が上限金額に近い500万円や800万円クラスの借入金額に対しての金利です。
そもそもその金額が借りられる人は総量規制があるため最低年収1,500万円必要です。
実情は金利は10%以上はするものと考えておきましょう。

 

・カードローンで枠を設定して借入すると、解約するまでずっと信用情報に掲載される

例えば50万円の枠を設定してカードローンを借入すると、信用情報に50万円の情報が掲載されます。
これは解約しない限りずっと残ります。
また、このカードローンを利用していなくても、金融機関などで追加に借入しようとした場合、50万円は既に借入していると見なされる場合もあります。

 

・借金癖がつきやすい

カードローンを利用すると、いつでも引き出しができることから追加で借入をしやすくなってしまいます。
また引き出しを重ねるごとに借入している感覚が薄れてくることからも借金癖に繋がりやすいです。
とあるアンケートでは、1度カードローンを利用したことがある人の30%程度は人生で10回以上借入している統計があります。

 

まとめ

今回は消費者金融について解説しました。

メリットもデメリットも共にあります。

借入すること自体が決して悪い訳ではありませんが、まずはご自身の状況に合わせて借入するローン会社を選定しましょう。

また、デメリットも大きく存在していることから、借りるとしても緊急時のみの利用にするなど、強い決意を持ってから借入すると良いかと思います。

 

では最後までお読み頂きありがとうございます!

 

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プロフィール

経済博士

元銀行員として10年以上勤務。 得意な分野は、100社以上のビジネスモデルに関与し、多くの企業を黒字化にしてきた経験、個人に対するFP業務を行い資産運用をしてきた経験から財務力が得意。 自称「ファイナンスエバンジェリスト」 困っている人をほっとけないタイプ。
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