パチンコなどのギャンブルを繰り返してしまい、借金癖がついてしまった方もいるかと思います。
一度癖がつくとなかなか簡単には辞めることができないですし、悩んでいる方もいるかと思います。
しかし、この悩みはあなただけではないですし、しっかりと断ち切ると決意すれば誰でも改善することができます！
この記事を読むことで、ギャンブルと断ち切り、借金癖を直せるようになりますのでぜひ最後までお読み下さい。
目次
ギャンブル依存症はなぜおきる？原因や改善策を知りましょう
ギャンブル（パチンコなど）にハマってしまうとなかなか辞められません。
趣味の範囲で、生活に影響の範囲でやる分には全く問題ないかと思います。
しかし、ギャンブル依存症になってしまうと、お金が底をつき借金をする方が急増します。
だからこそギャンブル依存症に陥る原因をまずは知りましょう。
ギャンブル依存症の原因は？
ギャンブルを始めるきっかけは様々だと思います。
友人と遊び心でパチンコに行ってみたなど。
しかし、この1回がハマるきっかけになることも珍しくありません。
まずギャンブル依存症になる原因を確認してみましょう。
- 成功体験を忘れられない
- 冷静な判断ができなくなる
成功体験を忘れられない
一度儲かったりしてしまうと、その時に脳が興奮をしてアドレナリンが出ます。
そして脳がこの興奮を快感と捉えて、記憶します。
このアドレナリンの快感の記憶はとても強く、1度で記憶が残ってしまいます。
こちらの厚生労働省でも依存症はやめたくても辞められないという理性を妨げてしまいます。
しかも、ビギナーズラックというラッキーパンチはよく起こります。
たまたま遊び心でやってみたギャンブルで利益が出てしまい、アドレナリンを記憶してしまうというケースはよくあります。
冷静な判断ができなくなる
ギャンブル（パチンコ、競馬など）は確率論上、主催者（お店側）が必ず儲かります。
ということはユーザー側はトータル的には損をするようになっています。
そこで、負けが続いてくると、最初はイライラの感情が始まり、取り戻そうとしてさらに賭けて、さらに負ける。
もしもそこで勝ったら、アドレナリンがより濃く記憶してしまいます。
しかし、さらに負けたらもう焦りや現実逃避が脳内で始まってしまい、冷静な判断ができなくなります。
最悪のケースは現実だと信じず、お金が減っていても他人事の感覚にすらなってしまいます。
他にも負けを認めたくないなどの性格面も原因としてありますが、結局その時は冷静な判断ができていないという点ではここに当てはまります。
ギャンブル依存症を治す5つの方法とは
借金癖を改善する前にギャンブル依存症がある場合は先に、ギャンブル依存症から対応しましょう。
借金癖を治してもギャンブル依存症を治さなければ、また借金は繰り返します。
そのためにもこの後の改善策を行動に移してみましょう。
- 現金を決めた金額以上は持たない
- 治るまでクレジットカードを持ち歩かない
- ストレス解消をする趣味を探す
- 周りを巻き込む
- 深い深呼吸をするように意識する
現金を決めた金額以上は持たない
依存症は現金を持つと、感覚が戻ってきたりします。
儲かった時のアドレナリンは一生消えないと言われています。
しかし、限りなく記憶を薄くすることはできます。
だからこそ、まず最初は行きたくてもお金がない状況を続けましょう。
最初は大変ですが、治すためです。
治るまでクレジットカードを持ち歩かない
上記同様、気軽にお金を使える環境を排除する必要があります。
時に我慢できないレベルも押し寄せてきます。
そういう時は冷静な判断能力が失われ、クレジットを使って無理にでもお金を工面しかねません。
そのため、クレジットカードにハサミを入れるなどして、カード機能を無くしましょう。
ストレス解消をする趣味を探す
ストレスが溜まると発散するためにも、ギャンブルのことが脳裏によぎります。
だからこそ、それを忘れるための趣味を作ることで、気を紛らわすことが重要です。
周りを巻き込む
一人で戦うのは大変です。
家族の協力も仰いで、家族で治していくことで耐えることもできます。
様々なところで管理をしてもらい、強制的に改善に向かうこともできます。
深い深呼吸をするように意識する
まずは冷静になるルーティーンを作りましょう。
深呼吸は呼吸を正常に正してくれること、酸素を脳に送り込むこともできて冷静になれます。
常に深呼吸する意識を持ってみましょう。
借金癖（借金依存症）の起きる原因を知ってしっかり治そう
ギャンブル依存症に戦っていくと、冷静な判断ができるようになります。
ここからは借金癖（借金依存症）との戦いです。
まずはなぜ借金癖に陥るのかも知っておきましょう。
借金癖はなぜ起きる？
借金癖は気付かないうちに陥るケースも多いです。
もともとの原因がギャンブル依存症の場合もあれば他の理由もあります。
ギャンブル依存症の場合は、冷静な判断ができないことが大きな原因です。
借金をする感覚が薄く、それよりも早くパチンコに行きたい、競馬で賭けたいという気持ちが強くなってます。
最悪のケースは銀行のATMから引き出す感覚で、コンビニのATMでクレジットやカードローンの引き出しをしているケースもあります。
借金癖を治そう
借金癖な治すためには、ギャンブル依存症同様に強制的に借入できない環境を作ることが重要です。
多くの方が借金している感覚が徐々に薄くなっています。
そこで、治すためにこのようなことに取り組んでみましょう。
- カードローンがあれば思い切って解約する
- クレジットカードのキャッシング枠をなくす
- 現金は決めた額しか持ち歩かない
- 給料が入ったら積立形式で別途貯金に回して自由な預金を減らす
- お金の管理を家族に任せる
カードローンがあれば思い切って解約する
カードローンの大きなメリットでありデメリットは枠を作っておけばいつでもATMで借入できることです。
しかし、借金癖の大きな原因がこのカードローンです。
統計ではカードローンを1回利用した人の30％は10回以上借入を繰り返しているというデータがあります。
本当にお金が必要な時はまた申込みができますので、今は電話で解約しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠をなくす
上記同様です。
キャッシング枠があると気軽にATMで引き出しができてしまいます。
これを防ぐためにもキャッシング枠をなくすことが大事です。
現金は決めた額しか持ち歩かない
手元に現金があるとつい使ってしまうものです。
これは依存症がなくても多くの人が当てはまることであり、必要最低限の金額のみ財布に入れましょう。
給料が入ったら積立形式で別途貯金に回して自由な預金を減らす
自由に使えるお金をなるべく減らしましょう。
依存症がある段階では冷静な判断がなくなってしまい、手数料を払ってでもATMで引き出しをしてしまいます。
毎月強制的に貯金へ回すことで、使えるお金を減らしましょう。
決して資産が減っている訳でもないですし、むしろ貯金もできて一石二鳥です。
お金の管理を家族に任せる
家族の助けは大きいです。
冷静な判断ができる人が側にいることで、かなりの確率で依存症は改善できます。
家計やお金の管理を信頼できる家族に任せることでお金が使いたくても使えないため、強制ギブスのように治すことができます。
最後に
今回はギャンブル依存症と借金癖に関して説明しました。
これは人事ではなく、些細なことで誰でも起こる可能性があります。
ギャンブルを趣味の範囲で留めることができれば良いですが、そのためにはかなり強い決意が求められます。
なるべくは初めからギャンブルには関わらないことも重要です。
そして万が一依存症になった場合には強い決心を持って、そして思いつめないで改善していきましょう。
誰でもなる可能性があるからこそ、誰でも治すこともできます。
では最後までお読み頂きありがとうございます！
経済博士
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