人生においてお金を借りる時が来る方は多いです。
それはライフイベントに応じて大きな支出もありますし、急な出費により急ぎでお金が必要な方もいます。
この記事では、
- お金を初めて借りる方
- お金の正しい借り方を知りたい
- お金を借りる手順を知りたい
このような方に向けて、初めてお金を借りる方に向けて正しい借りる方法をFPとして解説します!
目次
お金の正しい借り方を理解しよう
お金を借りる上でまずは正しくお金を借りる必要があります。
そのためには「なぜ」お金が必要なのかを正しく理解しましょう。
まず前提としてお金が必要となった原因は必ず理解しましょう。
ライフイベントで必要な場合は良いのですが、実例として
- ギャンブルのため
- 投資のため
- 詐欺にあって生活費の補填のため
などの理由もあります。
これらの場合は、原因を理解して、2度目がないように気をつけないと同じ理由で借りる必要が発生します。
まずは原因を理解して対策を考えたら後述する手順をもって、正しい借りる手順で解決していきましょう。
お金を借りる方法は何がある?
大きく分けると、
- 銀行、信用金庫
- 消費者金融
- クレジットカードのキャッシング
- 不動産担保ローン
- 質屋
- 地方自治体
- 奨学金
- 友人、親族
これらから選択することになります。
絶対にSNSなどで発信されている知らない人との「個人間融資」だけはしないようにしましょう。
トラブルの話が絶えませんし、法律的にも貸金業者の登録を金融庁から受けている企業しか貸してはいけません。
お金を借りるまでの正しい手順を解説
では正しいお金の借り方を順番通りにチェックしていきましょう。
- お金を借りる理由によって借りる先を検討する
- いつまでに必要か考える
- 理由とお金が必要な期限によって借入先を検討
- 必要書類を集める
- 各希望借入先に申し込みをする
それぞれ詳しく解説していきます!
手順1:お金を借りる理由によって借りる先を検討する
まず「なぜ」お金が必要なのでしょうか。
仮に、
- マイホーム
- マイカー
- 結婚資金
- 教育資金
- 事業資金
これらに該当する場合は、銀行か信用金庫に相談しましょう。
なぜなら金融機関では専用ローンが商品としてあるため、金利が安いです。
お金を借りる理由が上記以外、例えば
- 消費資金
- 理由が明確でないもの(生活費など)
- ギャンブルや詐欺に遭った場合
- 生活費の補填
- その他
これらに関しては、金融機関のカードローン、もしくは消費者金融にしましょう。
コロナが影響で失業した場合など特例がある場合は、お住まいの地方自治体に条件が当てはまる借入があるかもしれません。
また、そして教育費の場合、奨学金制度によっては金利が安い場合もありますので学校に確認してみましょう。
銀行系と消費者金融のカードローンの違いとは
もしもカードローンを利用する場合、それぞれのメリットとデメリットを理解しておきましょう。
※横にスクロールできます。
メリット | デメリット | |
銀行系 |
|
|
消費者 金融 |
|
|
これらのメリットとデメリットを考慮して判断しましょう。
手順2:いつまでに必要か考える
なぜお金が必要かを検討したあとは、「いつまでに」お金が必要かを考えましょう。
借りる先によって、審査の時間は全く異なります。
もしも急ぎで必要な場合は借りる先が限定されてしまいます。
お金が 必要な時期 | 借入先 |
今日〜 数日以内 |
|
一週間程度〜 10日程猶予ある |
|
2、3週間程度 猶予がある |
|
1ヶ月程度 猶予がある |
|
必要な時期によって借りる先は異なってきます。
金融機関や地方自治体は受付をしてから、審査担当などに書類が回ったりするため時間がかかります。
手順3:理由とお金が必要な期限によって借入先を検討
上述しましたが、お金を借りる理由と必要な時期によって借入先は変わります。
そして審査に必ず通るとは限らないため、なるべく早く行動をして「万が一の事態にも備えておく」ため時間が必要です。
手順4:必要書類を集める
基本的には必要書類は似ていますが、例えばマイカーローンなど借りる理由が決まっている場合は、車の請求書などのコピーなども必要です。
エビデンス資料などを準備するのが大変であったり、困難な場合は不要なカードローンなどを検討することも大切です。
基本的には、
- 身分証
- 収入証明
(カードローンで金額によって不要) - 借りる理由を証明するもの
などが必要になります。
各希望借入先に申し込みをする
あとは実際にお申し込みをしましょう。
申し込み方法は各社や自治体などによって異なるため、したがって申し込みしましょう。
万が一審査に落ちた場合は?
もしも審査に落ちた場合、理由は教えてくれません。
可能性としては、
- 信用情報を取得したら過去に延滞があった
- 他にも複数借入がある
(利用していなくてもクレカのキャッシング枠も借入ありとみなすケースもある) - 年収に対して借入が多い
- 勤続年数などが短く信用力が低い
などが考えられます。
このような状況で他に申し込みをしても、既に信用情報で審査に落ちた記録が掲載されています。
そのため、他で申し込みをしても審査に通らない可能性が高いです。
もしも申し込みで審査に通るか不安がある方は、
- 事前に信用情報を取得してチェックしておく
- 少しでも審査確率が高い消費者金融を活用する
- 知人、家族に根回しをしておく
などの対策も必要です。
不動産担保ローンは最終手段
借りる手段の1つに不動産担保ローンがあります。
これはご自宅や所有物件を担保にする代わりにお金を借りる方法です。
金融機関としては、万が一の場合があっても不動産を担保にしているため、食いっぱぐれがないため審査は通りやすい傾向にあります。
しかし、担保を設定した時点で万が一の事態の時には、
- 住む家がなくなる
- 担保を設定するのに大きな手数料がかかる
- 不動産の評価を算定するのに1ヶ月弱時間かかる
などの理由からおすすめしません。
最終手段と考えておきましょう。
まとめ:お金の正しい借り方を整理して適切なところで借入しよう
今回は「お金が必要になった際の正しい借り方」について解説しました。
あなたの状況によって借りるべき場所は異なります。
まずは今回の内容通りに一度整理をして、適切な所で借りるようにしましょう。
そして今後も必要になる可能性もあるかもしれないため、借りたら「延滞をしない」ことを気をつけましょう。
急ぎで必要な方は、下記で元銀行員としておすすめのカードローン先を解説していますので参考にしてみてください。
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では最後までお読みいただきありがとうございました。
経済博士
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