借金あるのに旅行はアリなのか。
家族の中に堅実派がいたら、否定されることでしょう。
この記事では、旅行の目的などによっては賛成できる部分もありますが、堅実派の家族を説得するための情報を解説していますので、最後まで目を通してみて下さい。
目次
旅行の目的や費用の予算はどのくらいか
借金あるのに娯楽費として旅行に行っても良いのでしょうか。
なかには旅行費用を借金していく人もいます。
金融庁から委託されて調査をした(株)インテージのデータによると、消費者金融のカードローンを借りた全体の理由の内、19.1%が娯楽費として借りているというデータです。
この19.1%は娯楽費全般であり、旅行という訳ではありませんが、相当数の方が遊ぶために借入しているということです。
旅行費用はどのくらいかかるのか、借金残高と相談しましょう
そこで借金があるのに旅行に行っても良いものかの判断として、借金残高と旅行費用を見比べましょう。
旅行といっても国内で1泊2日程度の旅行であれば、2万円、3万円程でしょう。
しかし、海外旅行ですと10万円〜20万円程度かかります。
それと比較して、借金残高がどのくらいあるのか。
もしも100万円程度の借金が残っていて、海外旅行に行くならば、この旅行費用を借金の返済に充てると一気に残高が20万円程度も少なくなります。
20万円分を借金返済に充てたらトータルでいくらお得?
では海外旅行代の20万円を今ある借金に一括で一部返済をした場合、トータルでいくら返済額が安くなるのでしょうか。
そこで例題として、金利が消費者ローンで15%、残りの返済期間が5年(60回)だと仮定します。
こちらの金融広報中央委員会の返済シミュレーションを活用して計算したところ、利息相当が85,420円でした。
つまり、この20万円に対する利息の85,420円がお得になります。
もしも20万円を旅行に使い、従来通りに返済すると5年間のトータルで85,420円の違いが発生します。
そのため、旅行に行くかどうかの基準はこの85,420円と天秤にかけると良いかと思います。
旅行で得られるものとお金を比較しましょう
先ほどのシミュレーションで借金があるのに旅行に行くかの1つの判断材料として、利息額を計算しました。
しかし、これはあくまでお金だけの判断であり、旅行に行くと得られる様々なメリットもあります。
一概にお金だけで捉われずに、旅行の目的とお金をしっかり比較しましょう。
旅行で得られるものとは?
お金と比較をして旅行で得られるものをチェックしてみましょう。
ここまでお読み頂いた方の中では内心、旅行に行くと決めている人もいることでしょう。
その場合に、お金がかかってでも旅行に行く価値があるのだと家族やパートナーで説得する材料にもしてみて下さい。
- 友人や家族との思い出作り
- 決断力を磨く
- 予算力、お金の管理能力を身につける
- 見聞を広げるため
- 価値観を増やす
友人や家族との思い出作り
思い出はその時しか作れないことですね。
独身であれば、だんだん周りが結婚すると学生時代からの友人と旅行に行く機会も減りますし、今しか行けないということもあるかもしれません。
決断力を磨く
旅行は人生における重要なことを学べることでもあります。
その1つが「決断力」であり、旅行へ行く場所、何をするか、スケジュールはどうするかなど企画をします。
これは人生の選択の決断とも同じです。
予算力、お金の管理能力を身につける
旅行はノープラン旅も楽しいですが、予算を決めて、どこでいくらかかるかも事前に決めることもありますよね。
その予算を決めて、どこでいくらのお金を使うか、そしてトータルの旅行をきっちり予算内に収めることでお金を管理する力も身につきます。
家族が借金があるのに旅行に行くの?と言われた時の説得材料としては良いかもしれませんね。
見聞を広げるため
今まで行ったことがない地域に行くと、今まで知らなかった文化や風習などを知ることもありますよね。
国内でもそうですが、海外だと特に感じます。
新しい知識を身に付くこともありますし、英語でもコミュニケーションも必要だったりと身に付くことは色々とあります。
価値観を広げるため
特にサラリーマンだと考え方が固まる傾向があります。
それは毎日、同じ時間に同じ職場に行っていると仕方のないことです。
その生活が世の中では当たり前ではないことも多いですし、それは今までとは違う土地に踏み込むことで初めて知ることもたくさんあります。
まとめ
借金があるけど旅行に行きたいという方、結論としては旅行に行くための予算を今すぐに返済に充てた時のトータルでお得になる利息相当と、
行きたい旅行で得られるものとを天秤にかけて判断することが良いかと思います。
そして、個人的には旅行を選択するならば、ただ楽しさを追求するだけではなく、何かを得るつもりで行くことが大切だと思います。
その利息相当で、経験を買うような感覚です。
そのためには、ノープラン旅よりも計画を立てる旅行を友人、家族に提案し、そしてその役目を買って出ましょう。
お金では買えない経験値を手に入れられるならば、旅行もありではないでしょうか。
では最後までお読み頂きありがとうございます!
経済博士
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