消費者金融からお金を借りるというだけで良いイメージを持たない方もいるのではないでしょうか。
昨今では有名な芸能人がCMに起用されており、徐々にイメージが変わってきていますが、依然良くないイメージを持っている方もいるかと思います。
この記事では、
- 消費者金融でお金を借りるメリットやデメリットは?
- 消費者金融を利用する注意点は?
- 正しく消費者金融のカードローンを利用する方法とは
など、お金を借りる予定がある方、消費者金融について気になっている方に向けて、元銀行員が解説します!
目次
消費者金融からお金を借りるメリットとは
消費者金融でお金を借りる上でメリットとデメリットはともにあります。
メリットとデメリットの特徴を理解することで、適切にお金を借りることが可能です。
まずは、メリットを理解しましょう。
- 即日借りることが可能
- 返済に自由性がある
- 無利息期間がある
- 家族にバレにくい
- 銀行系と比較して若干審査承認率が高い
これらについて解説します!
メリットその1:即日借りることが可能
大手消費者金融であれば、基本的に即日対応可能です。
審査スピードは最短30分〜1時間程度あれば結果の連絡がきます。
ただし、即日必要な場合は審査を行っている時間帯に申し込みをする必要があるため、夕方以降の申し込みは翌日になります。
平日のお昼過ぎまでであれば基本的に当日中に審査をして借りることが可能です。
メリットその2:返済に自由性がある
一般的には返済方法は、「定額スライド方式」であり、借入残高位に応じて返済額が決まっています。
しかし、どの消費者金融も基本的には繰り上げで追加で返済することが可能です。
カードローンは金利が高いため、なるべく利息負担を減らしたい場合は、毎月追加で1万円、2万円でも追加でATMなどから返済することで完済を早めることが可能です。
もちろん、今月は追加返済は辛いという時は、通常の返済額のみの返済で問題ありません。
返済方法も、
- コンビニなど提携ATM
- ネットから返済
- 振込返済
など多様性があります。
メリットその3:無利息期間がある
初回の利用30日間は利息がかからない期間を設けている消費者金融もあります。
今後利用する予定はないが、どうしても1回だけ緊急で必要という方は、一時的に借りて無利息期間中に全額返済することで利息なしで一時的に借りることが可能です。
(ATMの利用手数料のみかかる可能性もあります)
メリットその4:家族にバレにくい
消費者金融は柔軟性に優れています。
自宅への郵送不要や、ローンカードなしなどの対応も可能です。
家族にバレる原因の多くは「郵送」や「ローンカードを見られた」ことが多いです。
これらを不要にすることも可能です。
メリットその5:銀行系と比較して若干審査承認率が高い
審査の承認率は企業によって公表しています。
概ねですが、
- 消費者金融:約45%
- 銀行系:40%弱
程度で推移しており、若干ながら消費者金融の方が承認率は高い傾向にあります。
ご自身の信用情報や年収などを考慮して不安な方は、消費者金融を検討することもアリです。
消費者金融からお金を借りるデメリットとは
消費者金融を利用するデメリットもあります。
デメリットも理解し、メリットと比較をした上でどこでお金を借りるかを判断することが望ましいです。
そこでデメリットとして、
- 金利が高い
- 消費者金融を利用しているイメージが良くない傾向にある
- 総量規制の法律が適用される
- 専業主婦(夫)は借りることができない
それぞれ解説していきます。
デメリットその1:金利が高い
銀行系のカードローンと比較すると金利は高いです。
下記では主要なカードローンの金利比較しています。
消費者金融のメリットであった「審査の承認率が高い」代わりに金利が高い傾向にあります。
借入先 | 金利 |
SMBCモビット | 3.00%~18.00% |
プロミス | 4.50%~17.80% |
アイフル | 3.00%~18.00% |
三菱UFJ銀行 | 1.80%〜14.60% |
三井住友銀行 | 1.50%~14.50% |
楽天銀行 | 1.90%〜14.50% |
デメリットその2:消費者金融を利用しているイメージが良くない傾向にある
消費者金融は依然「イメージが良くない」という方も主観として残っている方もいます。
中には消費者金融のATMに入るところを見られたくないという声もあるくらいです。
CM効果で徐々に印象は良くなっていますが、イメージを悪く捉える方もいます。
デメリットその3:総量規制の法律が適用される
総量規制とは、こちらの金融庁の貸金業法の通り、法律で年収の1/3までしか借りることができないルールです。
これは「消費者金融」に適用され、銀行系カードローンは対象外です。
また、借入総額が年収の1/3であるため、他に借入があれば合計の金額です。
そもそも、年収の1/3以上の借入は借入過多です。
借入が多い場合は下記の、
「借金をまとめると返済が楽になる!おまとめローンで複数ローンを借り換えして借入を一本化!その方法とは!?」
を参考にして、上手に返済をしましょう。
デメリットその4:専業主婦(夫)は借りることができない
専業主婦(夫)の場合は、収入がありません。
消費者金融の場合はどうしても収入がないと申し込みをしても審査が通りません。
その一方で銀行系のカードローンであれば、銀行や信用金庫によって「世帯年収」で判断してくれるケースがあります。
その場合は配偶者の収入証明が必要なケースもあります。
カードローンに共通した借入するデメリット、注意点とは
今までは消費者金融でお金を借りるメリットとデメリットを解説しました。
ここでは、消費者金融だけでなく銀行系も含めたカードローンを利用する注意点を解説します。
- 信用情報に記録される
- 他の借入に影響がある
- 通常の返済は利息負担が大きい
- 借金癖を作らないようにしよう
- 利用しなくなったら解約しよう
それぞれ解説していきます。
これらの注意点を理解していれば、カードローンを正しく利用することができます。
注意点その1:信用情報に記録される
カードローンを契約すると信用情報に必ず記載されます。
仮に50万円の契約限度額で承認され、契約したら信用情報に50万円の枠があることが記録されます。
そして、利用履歴なども全て信用情報に記録されるため、「延滞などには気をつけましょう。」
もちろん家族でも自分の信用情報を確認することはできませんが、とりあえずカードローンを契約だけして、そのまま解約しなければ永久的に信用情報に記録されます。
注意点その2:他の借入に影響がある
上記の通り信用情報に記録されます。
仮に今後住宅ローン、教育ローン、マイカーローンなどでお金を借りようとした時に、カードローンの限度額は「既に借入がある」と判断される場合があります。
万が一延滞履歴があった場合は、審査に通る確率はグッと下がります。
そのため、もしも今後借入する予定がある方でカードローンを利用していない場合は、一度解約することも検討するべきです。
注意点その3:通常の返済は利息負担が大きい
カードローンは残高スライド方式の返済方法であり、借入残高によって返済額が変動する方法です。
この借入残高に対する返済額は各ローン会社によって定められていますが、基本的に「少額設定」されています。
そのため、通常通りに返済をしていくと返済額の内の利息負担が多く、元金の減りが遅いです。
だからこそなるべく毎月5000円でも1万円でも構いませんのでATMなどから追加で返済するようにしましょう。
注意点その4:借金癖を作らないようにしよう
カードローンは借入限度額を契約したら、その金額以内であれば何度でも借入が可能です。
借りる時もコンビニのATMやアプリから気軽に借りることができます。
簡単すぎるからため、利用すると次第に借りている感覚が薄れてしまいます。
だからこそ緊急時にしか利用しない!という気持ちで利用することが大切です。
注意点その5:利用しなくなったら解約しよう
カードローンは非常に利便性が高いからこそ、いざという時に保有しておきたいと考える方は多いです。
しかし、緊急時に必要になるということは収支バランスが良い状態とは言えません。
もちろん緊急時に利用することで助かることもありますが、保有し続けると上述の通り、「借金癖」がつきかねません。
そのため、完済したら一度「解約」することも大切です。
もちろん再度緊急時の時は、改めて申し込みをすることは全く問題ありません。
また、カードローンがないことにより収支バランスを整える効果もあります。
カードローンは金利が高いからこそ、極力利用しないことが望ましいです。
もしも既に複数の借入がある場合の対処法とは
既に複数の借入がある場合は、「借換」することが望ましいです。
今ある借入が複数ある場合でも、1箇所だけで金利が高い場合でも借換することで金利を下げられる可能性があります。
また追加で借入する訳ではないので、借換審査をして、金利が下がらなければ申し込みを取り下げれば良いのです。
あくまで契約さえしなければ、借換に関する新規の借入は発生しない為、リスクのない行動です。
借換をすることで、
- 金利が今より下がる可能性が高い。
(金融機関も返済実績があり、延滞履歴がなければ新規に融資を追加する訳ではないので金利は下げやすいです。) - カードローンもまとめることで枠を解消することが可能。
- 複数の借入を1本にすることで信用情報もスッキリする。
(今後お金に余裕がある時は借換先の分を一時繰り上げ返済して返すことも可能)
これらのメリットがあります。
もしも借換をしてみようという方は「プロミス」がおすすめです。
プロミスは、
- 元利均等返済という返済方法であり、総返済額が少ない
- 一部繰上げ返済も可能
- 審査時間がめちゃくちゃ短い(即日も可能性あり)
- 申し込みから融資までインターネットで完結できる
- 全国どこでも対応可能
- 総量規制の対象外
借換に強みを置いているだけあってメリットが多いのです。
詳細は下記で掲載しているので、チェックしてみて下さい。
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経済博士
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