クレジットカードの現金化は危険！規約違反でリスクがあります！違法業者の営業文句に騙されるな！

皆さんこんにちは。

インターネットや広告で「クレジットカードの現金化」というのを聞いたことがありますか？

クレジットカードのショッピング枠を現金化するという違反行為です。

結論、法律違反ではありません。
しかし、経済産業省でも問題視されており、大変リスクのある行為なのでしないようにしましょう！

「経済産業省クレジットカード1年目の教科書」

クレジットカードの現金化に潜むリスクを解説します

結論を言うと、クレジットカードの現金化は違法行為ではありません。
クレジットカードの規約に違反するものです。

まずは、クレジットカードの現金化とは何かを説明し、リスクを解説していきます！

クレジットカードの現金化とは

まず前提として、クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠の2つが存在します。

ショッピング枠というのは、クレジットカードの本来の使い道、買い物をする為のものです。
キャッシング枠というのは、クレジットカードを使ってお金を借りる為の枠のことをいいます。

キャッシング枠は融資になり、借入の審査が必要になるので、ショッピング枠よりも厳し目です。

クレジットカードの現金化は、お金を借りる為のキャッシング枠ではなく、ショッピング枠を利用して行われます。

現金化を請け負う業者から商品を買う

クレジットカードのショッピング枠というものは、キャッシング枠と違って買い物にしか利用できません。

このショッピング枠を利用して儲ける業者が存在します。

現金化の手順は、まず業者からクレジットカードを使って安い商品を高い値段で購入します。
その購入特典として、業者はキャッシュバックを行います。

業者は手数料を取り、利用者は未来の自分からお金を借りることができます。

これがクレジットカードの現金化です。

前にメルカリで流行った、1万円を1万円以上で売る手法にそっくりですね。

クレジットカードの現金化は違反行為

もちろん、クレジットカード会社はこの現金化行為を規約で禁じています。

クレジットカードの後払いで商品を買うという本来の目的から逸脱した行為である為当然ですね。

しかし、法律では禁じられていません。
禁じられていませんが、現金化業者が摘発されたこともあります。
手数料を取ってお金を渡す行為が、金利を定める出資法に違反した為です。

このような業者と取引をするということは、非常にリスクがあります。

法律には違反してないからしちゃおう、なんて考えは絶対にやめましょう！

日本クレジット協会でも注意喚起しています。

クレジットカードを現金化するリスク

ここからが重要なのでしっかり読んでください！

クレジットカードを現金化する時に生じるリスクについて説明していきます。

違法業者と関わる可能性がある

クレジットカードの現金化をしている業者には、危ない違法業者が多数存在しています。

いわゆる闇金のようなものです。
早急にお金が必要なあなたに付け込んで、多額の手数料をかすめ取ります。

また、そのような業者は犯罪なんて日常茶飯事です。

利用したクレジットカードの情報が盗まれることだってあります。
そうなると使った覚えもないのにクレジットカード会社から多額の請求がきます。

そもそも現金がちゃんと振り込まれるかすらわかりません。
振り込まれなくても、安い商品を高い値段で買ったのは自分ということになります。

このように違法業者と関わるのはリスクがめちゃくちゃあるのです。

そもそも手数料で損をしている

クレジットカードの現金化は、借金をせずに、審査もせずに簡単にすぐにお金を手に入れられる方法として、有名になりました。

しかし、現金化の性質上クレジットカードで支払いをする金額以上のお金が手に入ることはありません。
それどころか、高額な手数料を取られてしまうことも少なくありません。

必ず損をするのが、このクレジットカードの現金化です。

クレジットカードが強制解約になる可能性

現金化はクレジットカードの違反行為です。
クレジットカード会社にバレてしまった場合、そのクレジットカードは強制解約になります。

そして強制解約になるとどうなるのでしょうか？

利用したクレジットカード残高の一括請求が来ます。
金額が大きければ大きいほど、リスクを伴います。

債務整理が不可能になる

クレジットカードの現金化をして、クレジットカード会社にバレて、一括請求が来る。
そしてその請求が払えずに自己破産する。

そのようなストーリーが頭に思い浮かびます。

しかし、クレジットカードの現金化という違反行為を行うことで、自己破産をはじめとする債務整理が不可能になってしまうのです。

「不当な債務負担行為」とみなされ、裁判所から借金の免除を認められないという事態になります。

自己破産は借金問題解決の最終手段です。
その最終手段すら打てなくなってしまうクレジットカードの現金化は、最悪の現金調達方法と言えるでしょう。

クレジットカードの現金化のもう一つの方法

今回上記で紹介したクレジットカードの現金化以外にも、実はもう一つ手法があります。

クレジットカードを利用し、高値で売れるブランド物の商品や、金券などを購入しそれを売るという手法です。
一言で言うと、転売のようなものですね。

こちらは違法業者などを通さずに自分ひとりで完結できる方法です。

リスクは思った通りの金額で仕入れた商品が売れなかったときに、損をしてしまうことです。

ただ、違法業者を通して行うクレジットカードの現金化に比べたら安全安心ですね。

とはいえクレジットカードの本来の使い方とは違うので、僕はオススメ致しません。

すぐに現金が必要であるならば、現金化などの特殊な資金調達方法に頼らずに、消費者金融や銀行のフリーローンでお金を借りましょう。

返済計画や支払金利も明確で、しっかり返済することで、返済実績もつきます。
実績が付くと、将来住宅ローンなどを組む時に有利になります。

まずは金融機関に相談しましょう！

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クレジットカードの現金化を考える前に、まずはカードローンを検討しましょう。

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