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KSCの開示方法とは?開示報告書の見方を元銀行員が解説

KSCは全国銀行個人信用情報センターのことですが、信用情報を取り扱っている機関です。

 

金融機関で借入する際に信用情報は必ず確認され、全部で3つあるうちの1つがKSCです。

この記事では、

  • KSCの開示方法が知りたい
  • KSCの見方が知りたい
  • 信用情報を確認して、借入する時に気にした方が良いポイントが知りたい

このようなKSC(全国銀行個人信用情報センター)に関する疑問を画像付きでわかりやすく解説していきます!

 

KSCの開示方法は?

KSC(全国銀行個人信用情報センター)では、開示方法は郵送のみしか手続きできません

スマホやパソコン、窓口では開示出来ないため注意が必要です。

他の信用情報(CICとJICC)と違って即日に取得することが出来ないため、日にちに余裕を持って確認しましょう。

 

申請してから概ね一週間〜10日程度で郵送で届きます。

 

開示するために必要なものとは

申請者によって必要なものは違ってきますが、まずは下記の3点が必要書類における共通部分です。

なお本人が申し込む場合は、下記3点のみで大丈夫です。

 

その他の方が申し込む場合はさらに下側にスクロールして、該当箇所で追加で必要な資料をご確認下さい。

  • 開示請求申込書
  • 発行手数料
  • 本人確認資料

の3点です。

 

*開示請求申込書はこちらのKSCホームページより、ダウンロードして下さい。(公式サイトへ遷移します)

*手数料に関しては1,000円(税込)であり、ゆうちょ銀行で発行する「定額小為替証書」を準備する必要があります。

*本人確認資料は下記から2点うち1点は現住所がわかる資料が必要

  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • パスポート
  • 住民基本台帳
  • マイナンバーカード(通知カードは不可)
  • 在留カード又は特別永住者証明書
  • 各種健康保険証
  • 公的年金手帳
  • 各種障害者手帳
  • 戸籍謄本又は抄本
  • 住民票(個人番号記載なし)
  • 印鑑登録証明書

上記に加えて、申込者によって追加資料が必要です。

 

1、本人が申込する場合の追加必要書類

上記の3点のみでOK

 

2、法定代理人が申し込む場合の追加必要書類

開示結果は法定代理人の住所に郵送されます。

上記の3点に加えて、

  • 法定代理人の本人確認資料
  • 法定代理人とわかる資料

・成年後見人の場合、法務局の登記事項証明書

・親権者の場合、住民票や保険証等関係が分かる資料の写し

・裁判所が選定した場合、裁判所の審判書

 

3、任意代理人が申し込む場合

対象者本人の住所へ送付されます。

上記の3点に加えて、

  • 任意代理人の本人確認資料
  • 委任者の委任状
  • 委任者の印鑑登録証明書

 

4、法定相続人(対象者が亡くなってる場合)

開示結果は法定代理人の住所に郵送されます。

上記3点のうち、開示請求申込書と手数料1,000円の2点に加えて、

  • 開示請求者の本人確認資料
  • 対象者が亡くなったと分かる資料(除籍謄本や死亡診断書等)
  • 対象者と相続人だと分かる資料(戸籍謄本等)

上記にて必要書類を集めたら、下記へ郵送しましょう。

送付後、7日〜10日程度で送られます。

なお、本人限定受取郵便で届きます。

 

郵送先は?

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-1

一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター

 

KSCの信用情報の見方は?

それではKSC(全国銀行信用情報センター)の開示した信用情報を見ていきましょう。

まず、下記の画像はサンプル画像です。

KSC,見方

 

開示報告書で見るべきポイントは?元銀行員の目線から解説!

上記のサンプルを元に特にチェックしておくべき箇所が④、⑤、⑥です。

 

④:限度額/当初貸出額

借入の限度額、残債額が表示されています。

限度額とは、ローンにおいて借入可能の上限金額です。

 

例えばカードローン等上限が10万円と設定していたら、10万円の範囲内で何度でも借入することが可能です。

残債額とは、借入しているローンの残りの金額です。

残債額が0になると、その借入は終了し、再度借入したい場合は申込が必要です。

 

金融機関では、追加の融資の審査をする場合に既存の借入は重要視します。

  • トータルの借入金額の合計は年収に対していくらあるのか
  • 借入の年間返済額はいくらあるのか などなど

 

そこで限度額が設定してあると、その限度額分は借入しているものと判断されるケースがあります。

限度額はクレジットカードのキャッシング枠も含まれます。

 

そのため、住宅ローン等を申込する場合、この枠は多少なりとも審査に影響を与えます。

不要なものは解約しましょう。

 

⑤:残債額・入金区分履歴

毎月分割払いしているローンの入金状況を最大過去2年分表示します。

ここで延滞履歴が確認できます。

 

下記が、入金マークの説明です。

マーク説明
請求金額全額もしくは
それ以上の入金があった
請求金額の一部の入金があった
×請求金額に対して入金がなかった
P請求金額に対して何かしらの
理由があり入金がなかった例)
クレジットの分割支払いをしたが
欠品があり支払いを止めた。
請求がなかった

 

上記の中で注意が必要なのが、「△」と」「×」ですね。

これが延滞履歴になってしまいます。

 

このマークが3個以上あったら、借入の審査を通すのはかなり確率が低いと思って下さい

(もちろん絶対通らないというわけではないです)

 

2個以下であれば、まだ希望を捨てないで下さい。

審査を通しやすくするポイントはこの後に書きます。

その前に⑥の説明です。

 

⑥:返済区分

ここでは返済状況の進捗があった日付等が掲載されます。

  • 返済区分:制約状況や延滞が発生した等が表示されます
  • 返済区分発生日:上記が発生した日付
  • 延滞解消日:2回分の延滞が発生した後に、その延滞分が入金され解消された日付
  • 完了区分:完済や解約等、ローン契約の終了状況が掲載(代位弁済等の表示もあります)
  • 完了区分発生日:上記の解消日付

上記の完了区分において、代位弁済や保証履行の履歴がある場合は借入の審査が通ることはありません。

その場合は完了発生日から5年間掲載されるため、5年間は辛抱しましょう。

 

延滞履歴があっても借入審査を通しやすくするポイントとは?

KSC,ポイント

 

先ほどもお伝えした通り、金融機関の審査する上で

  • 年収に対する総借入額
  • 年収に対する返済比率

は重要ポイントになってきます。

 

もしも審査が否決だった方はまず申込時点の情報を整理してみましょう。

  • 総借入額は年収に対して何%あるか
  • 返済比率は年収に対して何%か(申込した借入分含めて)

 

消費者金融であれば総量規制というルールがあり、総借入額(申込分含めて)が年収の1/3を超える場合は無条件で否決です。

その場合は銀行系に申込しましょう。銀行系は総量規制の対象外です。

 

次に返済比率での観点です。

返済比率は、年収に対して借入分全ての年間の返済額が何%あるかです。

例えば、毎月3万円ずつ返済していて、年収が360万円だと、

3万円×12ヶ月=36万円 ÷ 360万円 ×100 =10%という計算です。

住宅ローンにおいてはこの返済比率で、金利や保証会社の保証料も大きく変わります。

 

もしも審査が通らなかった場合は?

もしも審査が通らなかった場合は、既存の借入を含めて借換をする方法で申込すると結果は違ってくる可能性があります。

 

例)現状の借入で、

  • 毎月2万円返済 残債 50万円 残り25ヶ月返済
  • 毎月1万円返済 残債 30万円 残り30ヶ月返済

の2本の借入があったとしたら、

上記の2本を借入時に全額返済することを条件に、

新)80万円の借入 36ヶ月返済

で申込すると、毎月の返済額は約2万2000円(利息は別途)になり、年間返済額が減少できます。

 

年収が上記の通り、360万円だとすると、

2.2万円×12ヶ月=26.4万円 ÷ 360万円 ×100 =約7.3%になります。

 

このような申込方法をすることによって、返済比率を減らすことができ、返済実績を作ることで審査が通過する確率を高めることが可能です。

2本以上からの借入がある方は審査承認率も低くなく、おまとめローンの金利が低い「プロミス」がおすすめです。

 

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以上、最後までお読み頂きありがとうございました!

 

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プロフィール

経済博士

元銀行員として10年以上勤務。 得意な分野は、100社以上のビジネスモデルに関与し、多くの企業を黒字化にしてきた経験、個人に対するFP業務を行い資産運用をしてきた経験から財務力が得意。 自称「ファイナンスエバンジェリスト」 困っている人をほっとけないタイプ。
借金問題解決の第一歩、おまとめローンについてはコチラ!  

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