借金の返済方法に、ボーナス返済というものがあります。
特に住宅ローンの場合は選択肢に出てくるでしょう。
しかしボーナス返済を選択する際には注意が必要です。
まずはメリットとデメリットをしっかりと理解しましょう!
目次
借金返済でボーナス払いは選択してはいけない!?
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まずはボーナス返済とはなにか、そしてボーナス払いのメリットデメリットを解説していきます!
ボーナス返済とは
その名の通り、ボーナス返済とは返済計画にボーナスが含まれているものを言います。
毎月の返済だけではなく、夏と冬のボーナス時期に大体半額ずつ返済をする方式です。
メリットとしては、返済が早く終わること、毎月の返済額を抑えられることがあげられます。
基本的にボーナスがある会社員や公務員がこの返済方法を選択しますが、ボーナスのない自営業の方や経営者の方、アルバイトであっても利用することができます。
ボーナス返済で毎月の返済を減らせる
ボーナス返済の基本的な考え方として、年間での返済額に合わせて計画を立てると覚えてください。
年に12回の返済に加えて、年2回のボーナス月に合わせて返済額を増やして支払いをおこないます。
年間返済を150万円、毎月の返済額を10万円と設定すると、ボーナス支払い分は1回15万円となります。
当然割合は変えられるので、ボーナスでの返済を1回30万円にすると、毎月の返済額は7万5千円となります。
このように、毎月の返済額を上手く調節できる効果があるのです。
一般的には借入金の40%をボーナス返済で支払うケースが多いみたいです。
会社の状況や役職に依存するので、慎重に考えなければなりません。
ボーナス払いはデメリットの方が大きい
まず、前提として僕はボーナス払いをオススメしません。
ローンの返済額というのは、収入から逆算して考えます。
毎月の収入を見たときに、ローンを返済しても生活が破綻しないかが重要なポイントなのです。
ボーナスが貰えない可能性
次にボーナスとはなんなのかを考えましょう。
ボーナスは賞与ともいいますよね?
賞与とは
定期給の労働者に対して、定期給とは別に支払われる特別な給料のこと。
定期給ではない収入を当てにして返済計画を考えるというのはリスクがあります。
もちろん、毎年回数と金額が決まっていて漏れなくボーナスがもらえるという人もいるでしょう。
しかし、コロナでもわかった通り、必ず貰えるものではありません。
毎月の給料だけを考慮し、返済計画を立てることをオススメします!
転職や独立をすることを想定していない
ボーナス返済の金額は、今いる職場のものを考慮しています。
転職したらボーナスの額は変わるかもしれませんし、独立したらボーナスはなくなります。
終身雇用が崩壊した日本では、ボーナス返済は向きません。
生活の変化に対応するのが難しい
住宅ローンを組んだときは、ボーナスを返済に充てられたかもしれません。
しかし、何年か経って子どもが出来るかもしれません。
ファミリーカーを買うかもしれません。
そうなったときにボーナスを使うかもしれません。
そうした生活の変化を想定すると、ボーナスはしっかり残しといたほうが良いと考えられます。
ボーナス払いのメリット
デメリットと僕の意見を述べたので、次はメリットを書いていこうと思います!
メリットは1つ、毎月の返済額を抑えることが出来ることです。
ボーナス払いを利用することで、ボーナス時期にまとまって返済をすることになります。
つまり、毎月の返済額を減らすことも可能です。
ボーナスの収入を長期間あてにできる人であれば、毎月の負担額を軽減できるのはメリットとなるでしょう!
ボーナス払いをやめることはできるの?
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ボーナス払いにしたけれど、転職や独立をした、またはライフスタイルが代わってボーナス払いを変更したい、銀行員時代はそんな方もたくさんいました。
そんな時は、まず金融機関に相談してください。
ボーナス払いは途中で変更できます。
平日に店舗へ出向いて手続きをしなければいけないのがめんどくさいのと、手数料がかかるというのがデメリットですが、ボーナス払いを続けるメリットの方が大きいので、有給をとってでも手続きに行きましょう!
ボーナスは貯めてから繰り上げ返済
ボーナスを利用して住宅ローンを返済したいという方は、ボーナス返済を選択するのではなく、ボーナスを貯金し貯まったら繰り上げ返済をしましょう。
ボーナス返済を制度として選択してしまうのはリスクがありますが、返済したつもりでボーナスを貯めておけばリスクなく、ボーナス返済をすることができます。
毎回の支給されるボーナスの中で、返済に充てる割合を決めておき、普段利用している銀行口座とは別の口座に貯金しておきましょう。
ちなみに繰り上げ返済には手数料がかかります。
なので、ボーナスの度に毎回繰り上げ返済をしていると、手数料がかさんでしまいます。
3年に1度くらいの頻度で繰り上げ返済をすることをオススメします。
まとめ
今回はボーナス返済について解説してきました!
本文の中でも書いた通り、僕はボーナス返済をオススメしません。
ボーナスとは給与ではない為、返済計画に組み込むことはリスクがかなりあります。
ボーナスが支給されず返済できないリスクを考慮すると、ボーナス返済のメリットなんて取るに足りないものです。
現状ボーナス返済を選択している人も、リスクヘッジの為にボーナス返済分の割合を最小限にしている人が多いです。
そこまでしてボーナス返済にこだわる必要もないでしょう!
この記事を見ていただけた方は、これから住宅ローンを組むことになったとしても、ボーナス返済は選択しないようにしてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
金融博士
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