収入がなくなったりして、出費や生活費のために今すぐに100万円が必要!という方もいるかもしれません。
100万円というと大きな金額ですが、ライフイベントによってはどうしても100万円が必要なんだという方もいるかと思います。
この記事では、
- 100万円を今すぐに必要な方
- 万が一100万円が手に入れることは難しいとしても他の方法が知りたい
- 100万円を借りるためにはどうすれば良いのか
などが気になる方に向けて、元銀行員でFPとして活動している筆者が徹底解説します。
目次
100万円を今すぐに借りる方法とは
今すぐに必要な方法は限られています。
それは、
- 消費者金融を利用する
- 親族に借りる
この2択です。
なぜなら、銀行系で借りる場合は、個人の借入の審査は外部に委託して保証を得る必要があるため、概ね一週間程度は時間を要します。
そのため、即日必要な場合は「消費者金融」に申込みをするか、親族に借りるという選択肢になります。
少しでも借りられる額を増やす方法とは
100万円を消費者金融で借りるにはハードルが多少上がります。
そのため、申込みをする段階で少しでも借りられる確率を上げましょう。
- 年収は最低300万円以上
- 収入明細は源泉徴収よりも直近2ヶ月分で残業代などで多かった月を狙う
- 利用していないクレジットカードなどを解約する
- 自分の信用情報を事前にチェックする
- 審査に不安がある方は中小の消費者金融に申し込む
- なるべく返済期間を延ばす
ではそれぞれ詳細を確認してみましょう。
その1:年収は最低300万円以上
まず、カードローンに関しては「総量規制」という法律があり、年収の1/3までしか借りることができません。
そのため、100万円必要な場合は最低で年収300万円が必要なのです。
そして、ギリギリの金額では審査は通りにくいです。
これは基準値はないのですが、100万円を借りる場合は、年収350万円、できれば年収400万円があると良いです。
そのため、300万円ギリギリの場合は、事前に親族などに根回しをすることも良いかもしれません。
また100万円申し込みをしても、「承認」or「非承認」ではなく、”減額対応”もあるため、差額を親族にお願いすることも視野に入れましょう。
その2:収入明細は源泉徴収よりも直近2ヶ月分で残業代などで多かった月を狙う
100万円の金額であれば収入証明は必要です。
この収入証明は源泉徴収票だけでなく、直近2ヶ月程度の給料明細でもOKなローン会社もあります。
そのため、直近の給料がもしも「残業代」などで例月よりも多い場合は、この月を狙って申込みをすることで年収ベースで背伸びをすることが可能です。
その3:利用していないクレジットカードなどを解約する
借入の申込みをしたら、必ず信用情報はチェックされます。
この信用情報には、他の借入状況だけではなく、
- クレジットカード情報
- 利用状況
- 利用してはいないけど契約してあるカードローン
- スマホ端末代の分割払い
- 延滞履歴
など信用に関する情報が掲載されています。
もしも直近2ヶ月間で何かしらの延滞履歴がある場合は、申込み金額の審査は通らないと思った方が良いでしょう。
そして、クレジットカードも契約済の場合、その定められた枠は借入した後でも利用できることから、さらにクレジットを利用して資金繰りが多辛くなり、返済が滞る危険性を審査の段階で思われます。
そのため、利用していないクレジットカードなどは申込み前に電話をして解約をしましょう。
その4:自分の信用情報を事前にチェックする
上記の信用情報は自分で確認することができます。
確認する箇所は
- CIC
- JICC
- KSC
の3カ所です。
上記3箇所の公式サイトから原則本人の申込みで、確認をすることができます。
お金がかかってはしまいますが、万が一延滞履歴があるのに申込みをしても、審査が通る確率は非常に低いです。
しかし、申込みをした時点で申込み履歴も6ヶ月間記録されるため、6ヶ月間は対策のしようがなくなります。
そのため、信用に不安を感じる方はネットでお金を払ってでも信用情報を確認することで対策を検討することが可能です。
その5:審査に不安がある方は中小の消費者金融に申し込む
自分の信用情報で延滞履歴がなかったとしても、年収がギリギリで通るか不安な方もいるかと思います。
この場合は、「中小の消費者金融」に申込みしましょう。
大手の消費者金融は「承認率」が概ね決まっており、だいたい承認率は40%〜45%で推移しています。
そのため、「銀行系<大手消費者金融<中小消費者金融」と審査に対しては若干緩さがあります。
しかし、注意点が2点あります。
- 必ず金融庁に登録されている消費者金融に申込みをすること
- 金利は高くなること
これらは念頭におきましょう。
その6:なるべく返済期間を延ばす
審査をする際には、「返済比率」もチェックします。
これは年収に対して何%を返済に充てるかの基準となる数値であり、
仮に、
- 年収:330万円
- 借入額:100万円
- 返済期間:2年(24ヶ月)
- 金利12%
だとすると、年間の返済額は利息を含めて56万4876円(ローン会社によって返済方法が異なるため、金額は異なります)、
年収330万円に対して約17.1%が返済に充たります。
そして年収330万円の場合、手取りは概ね255万円です。
手取りベースだと22.1%は返済に充てることになるため、生活が苦しくなることが想像できます。
これがもしも、返済期間を5年と延ばした場合、
年間の返済額は利息を含めて26万6928円であり、手取り255万円に対しては、10.5%程度であり、生活にさほど影響を与えないことがわかります。
そのため、まずは返済期間を無理に短くせずに余裕があるときに一部繰上げで返済するようにしましょう。
即日申し込み審査ができておすすめのローン会社は下記で詳しく解説しています。
万が一100万円が借りれない場合は
100万円は大きな金額です。
しかし、上記の方法を行うことで、万が一100万円は承認が降りないとしても、減額で70万円などの対応になる可能性があります。
そのため、1円も承認が降りないということは延滞履歴などの信用情報に問題があったり、申込み内容に虚偽の報告があるなどでない以外は減額の可能性は十分あります。
そして、減額対応となった場合には、差額分を親族などに対応してもらう、給料の前借り制度がないかなどの対応を検討してみましょう。
この段階で気をつけておきたいことが、足りないからといって他の消費者金融にすぐに申込無ことは辞めましょう。
信用情報で減額で借りた情報も既に掲載されており、審査が通る確率は非常に難しいです。
そして申込みを連続して行うと「申込みブラック」の対象になりかねません。
そのため、この状況下では他の選択肢で対応検討をしましょう。
もしも非常事態であれば、日雇いのバイトなども検討できるかもしれません。
まとめ
今回は100万円のお金を今すぐに必要な方に向けて、少しでも借りる確率を上げるための方法を解説しました。
- 年収で最低300万円以上
- 収入明細は源泉徴収よりも直近2ヶ月分で残業代などで多かった月を狙う
- 利用していないクレジットカードなどを解約する
- 自分の信用情報を事前にチェックする
- 審査に不安がある方は中小の消費者金融に申し込む
- なるべく返済期間を延ばす
これらのポイントに気をつけつつ、対応してみましょう。
そしてどこで借りるべきか悩んでいる、悩む時間がないという方はこちらで元銀行員としておすすめの消費者金融をランキングで紹介しており、
こちらに申込みをすれば良いかと思いますので、参考にしてみてください。
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では最後までお読みいただきありがとうございました。

経済博士

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