2020年はコロナウィルスの影響で企業や個人の家計に大きな影響が出ている方もいるかと思います。
収入が減少したり、なくなってしまった方もいるかと思いますが、実は年々個人の無担保借入は減少傾向にあります。
この記事では、データから紐解きつつ、周りの人はどのように返済したり借金をしたのかを解説。
そして借金を正しく返済するコツを元銀行員が徹底解説します!
目次
個人の借金は年々減少している?!
信用情報機関のCIC貸金情報データによると、ここ数年の無担保借入の件数は減少傾向にあります。
※最新情報である2020年8月時点の情報を元に、毎年8月時点でのCIC登録者数で確認
年月 | CIC登録者数 |
2020年8月 | 1088万人 |
2019年8月 | 1151万人 |
2018年8月 | 1149万人 |
2017年8月 | 1145万人 |
2016年8月 | 1146万人 |
このデータから見るに、2016年〜2019年まではほぼ横ばいだったのに、2020年には登録者数は減少しています。
一見2020年の前半はコロナウィルスの影響で借金は増加傾向にあるかと思いきや、信用情報では減少傾向にありました。
ここ最近は借入先が変わっていた?
ここ最近では信用情報の登録数が減少していることから、借金している人が減少していた人が減ったのかと思いきや実は借入する先が変わっていました。
こちらのカケコムの調査によると64%が知人・友人や親族から借りていることがわかります。
引用元:カケコム
つまりは金融機関や消費者金融ではなく、身近な人から一時的にお金を借りてやりくりしているために信用情報は増えていないという結果です。
そのため、決して借金が減少しているわけではないということです。
また、銀行よりも消費者金融の方が借入先が多いことからも、ここ最近はコロナの影響で緊急性の高い借入であることが推測できます。
一人あたりの借入残高は増加している
改めて信用情報機関のCIC貸金情報データを確認すると、1契約あたりの借入残高は増加傾向にあります。
また、1人あたりの契約件数はほとんど変化がないことから、カードローンなどで追加で借りたりして借金残高が増加傾向にあるのです。
年月 | 1契約あたりの残高 |
2020年8月 | 60.1万円 |
2019年8月 | 54.7万円 |
2018年8月 | 51.6万円 |
2017年8月 | 48.6万円 |
2016年8月 | 46.6万円 |
このように年々、1契約あたりの借金残高は増加傾向にあります。
カードローンは1契約で契約額の範囲内なら何度でも借りることが可能です。
また、返済実績があると契約額の増額が可能なことから、追加で借りることができるようにもなります。
このことからも、カードローンの契約を持っているとコロナのような非常事態が起きた時でも、既に契約をしていたら審査なしで借入ができるというメリットも伺えます。
借金を返済するお金はどこから集めた?
再度カケコムの調査によると、大半が給与収入で返済しているが、少数派では再度消費者金融や親戚から借りて返済していることがわかります。
このことからも少数派では自転車操業のように借りては返してを行っていることがわかります。
もしも消費者金融や銀行などの借金を延滞してしまうと信用情報に掲載されてしまい、次の借入の審査に大きく影響が出てしまいます。
そのため、延滞するくらいなら、自転車操業でも凌いで延滞を免れる方が賢明な判断だと思います。
引用元:カケコム
借金を返済するコツとは
借金を効率的に返済していく上で重要なことがあります。
上手に返済をしていくコツを解説致します。
- 消費者金融などで当初定められた返済額通りに返済せず、少額でも追加返済する
- 親族、友人からの借金でも毎月いくらずつ返済するかきちんと決める
- 2件以上の借入がある場合はおまとめローンを利用する
- 臨時収入や通常よりも収入が多い月は返済に充てる
- 支出を見直すために返済が進までクレジットカードの利用を辞める
消費者金融などで当初定められた返済額通りに返済せず、少額でも追加返済する
カードローンは基本的に残高スライド方式という返済方法であり、借入残高によって返済額は決められています。
毎月この決められた返済額で返済していると少額であることが多く大半が利息を返しているだけであり、完済まで長期化します。
そのため、毎月少しでも構わないので追加でATMなどから返済することで利息負担はグッと少なくなります。
もしも、現状の収支で厳しい状況であれば、支出を見直したり、副業などで毎月1万円でも良いので余剰資金を捻出することをおすすめします。
親族、友人からの借金でも毎月いくらずつ返済するかきちんと決める
身内からお金を貸してくれるということは信用の証です。
基本的には利息なども考慮しないで貸してくれることもあるかと思いますが、だからといって甘えずに毎月いくらずつ返済するかは約束しましょう。
金融機関は収入が減ったり、延滞をすると一切お金は貸してくれません。
ピンチになったときに救ってくれる人は大切にしましょう。
2件以上の借入がある場合はおまとめローンを利用する
2件以上を同時に返済していると毎月の返済額は多くなります。
そのため、おまとめ専用のローンを利用することで一本化して返済がしやすくなります。
またおまとめローンは一般のキャッシングなどよりも金利が安いケースがあります。
また、おまとめした後に余裕があるときは追加で返済することも可能です。
おまとめローンなら金利が低く、審査が通りやすいプロミスがおすすめです。
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臨時収入や通常よりも収入が多い月は返済に充てる
賞与や残業が多くて収入が例月よりも多い時こそ返済に充てましょう。
決して娯楽費などには利用せずにまずは早期に借入を返済することで利息負担がかなり少なくなります。
支出を見直すために返済が進までクレジットカードの利用を辞める
毎月自転車操業になってしまう人や貯金ができない人の特徴として、自分の毎月のお金の管理ができていない傾向があります。
家計簿などをつけていないため、毎月支出がいくらなのかが把握できていないケースがあります。
それに加えてクレジットカード払いにしていると支払日が翌月に繰り越されてしまうため、お金の管理がしにくくなってしまいます。
クレジットカードの利点としてポイントがついたりしますが、あくまで10万円の利用でも1000円相当程度のポイントです。
それよりもまずは毎月の収支を改善するために、ご自身のお金の流れを把握するためにあえて現金で管理することもアリです。
収入が入ったら、返済分、家賃や保険代などの固定費分を分けて、食費などを現金で振り分けてやりくりすることでお金の管理能力も身についてきます。
まとめ:借金残高は増加傾向、上手に返済することで借金を上手に活用することができる
借金をすることが決して悪いことではありません。
コロナなどの緊急性のあることで至急お金が必要になることもあります。
その時には即日お金が借りられるメリットもあるため、カードローンなどは利便性が非常に高いです。
しかし、返済を上手に行わないといわゆる多重債務になったりする可能性があるため、正しく返済していくことも求められます。
もしもお金が必要な場合は消費者金融でも評判の良いプロミスがおすすめです。
こちらではプロミスに関して詳しく書いています。
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経済博士
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