クレジットや借金の延滞が3回でブラックリスト入りになるの?
という質問をいくつか頂きました。
もしもブラックリスト入りになったらどうなるのか?そもそも3回の基準は?
もしも3回延滞してしまった時の適切な対応方法等、元銀行員として解説していきます。
目次
延滞3回の基準ってどうなの?!
「延滞3回だけは避けましょう。ブラックリストに載ってしまいます。」
このような情報を聞いたことある方もいるかもしれません。
この延滞3回とは、年間で3回という意味ではありません。
正しくは「延滞が発生して、2ヶ月間放置したら」です。
4月27日引き落とし予定で、4月27日に口座の残高がなくて引き落としができなかったと仮定します。
そして4月28日になった時点で延滞発生です。(4月27日中にATMで入金すれば延滞にはなりません)
5月28日で2回目の延滞、6月28日で3回目の延滞ということになります。
よくある質問で、3回延滞、3ヶ月放置、2ヶ月放置と情報が混ざっておりますが、延滞が発生して、3回分の返済相当ということを気を付けて下さい。
もしも、途中で1回分入金してまた延滞が発生したら?
上記の4月27日に延滞が発生した例を元にお話します。
4月28日に1回目の延滞が発生します。
そこで5月10日にATMで入金をして、4月27日分の返済をしたが5月27日分が再度延滞してしまった。
この場合、5月28日をもって1回目の延滞とカウントされます。
ここから入金が一度もできなくて7月28日になった時点で3回目の延滞となります。
3回目の延滞が発生した瞬間にブラックリスト認定されるの?
再度4月28日に1回目の延滞が発生した例を元に話します。
このまま一度も入金しなかった場合、6月28日に3回目の延滞が発生します。
この6月28日付ですぐにブラックリスト認定されるのか?
正確な答えは「NO」です。
この延滞履歴やブラックリスト情報は信用情報機関がデータを管理しています。
しかし、この情報を集めているのは信用情報機関ではなく、ここに加盟している金融機関やカード会社が、ユーザーが延滞したら報告をしています。
この報告のタイミングは会社によって違うのです。
1回目の延滞、2回目の延滞、3回目の延滞と毎月毎月延滞や正常入金、一部入金された等の全ての情報を信用情報機関に提出しています。
そして3回目の延滞情報が提出された時点で信用情報機関がブラックリスト認定として掲載します。
そのため、報告にはタイムラグがあるため、本来4月28日に延滞が発生しているが、4月中にATMで入金して、数日の延滞が発生した程度であると信用情報に延滞記録がつかなかったというケースもあります。
(金融会社やカード会社内部としては延滞記録がつくため、延滞金等は1日で発生します)
もしもブラックリスト入りしてしまったらどうなるの?二度と借金することクレジットカードを持つことができないの?
もしも3回延滞してしまい、信用情報に掲載されてしまったら二度と借入やクレジットカードを持つことができないのか?
決して二度とではありません。
ブラックリストとは、正式には「事故履歴」として信用情報に掲載されます。
この履歴は内容によって掲載期間が異なりますが、5年〜10年となります。
3回延滞をしてしまった場合、延滞解消してから、
- CIC:5年
- JICC:1年
- KSC:5年
この期間掲載されます。延滞解消してからカウントするということに気を付けましょう。
JICCは1年間で履歴が解消されますが、JICCにのみ加盟してCICやKSCは非加盟だとしてもCICやKSCの信用照会をすることが可能なので、1年後にはまた借入ができる訳ではないのでご注意下さい。
なお、債務整理をすると最大で10年間記録されます。
そのため、3回分と延滞利息を払って正常化してから、5年間我慢すれば再度借入やクレジットカードを作成することができます。
債務整理をしたとしても10年間我慢すれば再度借入できる可能性があるため、債務整理をしたとしても二度とクレジットカードを作ることもできない訳ではありません。
ブラックリストにはなっていないけど、2回延滞なら借入できる?
2回延滞だと可能性はかなり厳しくなりますが、可能性が0という訳ではありません。
2回延滞をした明確な理由と二度と延滞を起こさないと言える根拠があればほんのわずかだけ可能性はあるかもしれません。(2回延滞はかなり厳しい見方とされるため可能性は限りなく低いと思って下さい)
まず大事なことは、借入できるということは返済できると信用を得ることができたからです。
だからこそ延滞すること(返済日の約束をしてその日に返済ができていない)は信用に大きく関わることです。
そのため、今月給料が入って来ない等、返済ができないかもしれないとわかった場合は、延滞が発生する前に「借換」をすることをおすすめします。
もしくは一時凌ぎとして即日借入ができるところで資金調達をして延滞をしないようにしましょう。
そこで、現在の借入本数によって対応策は変わってきます。
現在の借入が1本の場合
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現在の借入が2本以上ある場合
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ブラックリストになってしまった場合の対処方法は?
ブラックリスト入りとなってしまった場合、対処方法としては大きく分けて2つです。
- 発生している延滞分と延滞利息を返済する
- 弁護士を通じて債務整理をする
1、もしも何かしらの資金で返済できるならばこちらを優先しましょう。
最大5年で延滞履歴は解消されます。債務整理の場合は10年間記録が残ります。
5年間という期間があれば色々と立て直しが可能なため、こちらを優先しましょう。
2、弁護士を通じて債務整理をする
もしも借入金額が大きくて返済が厳しい状況の場合は、債務整理も検討しましょう。
どうしても「債務整理」は印象が悪くなりがちですが、法的に債務を一度整理することが可能です。
一度クリアにしてから立て直すことも選択肢にあっても良いかと思います。
お悩みの場合は、まずはプロに無料で相談することをおすすめします。相談は無料ですので。
債務整理に関する詳細はこちらで確認できますので、一度ご覧下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます!

経済博士

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