クレジットカードのリボ払いはやめた方がいい、危険といわれます。
これはまさにこの通りで、リボ払いは借金をしているという感覚なく、簡単に使えてしまうので、いつの間にか借金まみれになっていた、というようにめちゃくちゃ危険です。
それでは、どれだけの人がリボ払いを利用しているのか、そしてどれだけの人が支払いができずに滞納してしまっているのか、統計をもとに見ていきたいと思います!
目次
クレジットカードのリボ払いを利用している人はどれくらいいるの?
まずはCIC(信用情報機関)の統計を見て、リボ払いの利用率を見ていきましょう!
リボ払いを利用している人数
2020年8月20日時点のデータを見ていきましょう。
クレジットカードを利用しているのは9017万人
そのうち、リボ払いを利用している人数は1860万人です。
21%もの人がリボ払いを利用しているのです。
リボ払いで延滞してしまっている人数
リボ払いをしている人のうち、滞納や延滞してしまっている人は、117万人にものぼります。
7%の人がしっかりと支払いができていないということです。
参考:CIC(割賦販売統計データ)
https://www.cic.co.jp/statistical/credit.html
リボ払いは何が危険なのか?
リボ払いの危険性について説明していきたいと思います!
リボ払いの危険性は、先ほどグラフで見てもらった通り、手数料が高く返済が滞ってしまうことがあるということです。
リボ払いは利用額にかかわらず、月ごとの支払額を一定にするというものです。
その月に支払えなかった分は、翌月以降に繰り越しになり、繰り越しになった分は借入という扱いになります。
借入ということは、金利(手数料)がかかります。
買い物をすればするほど、支払っていない残高が増え、そして支払う利息も増えていく。
いつの間にか借金まみれになってしまうというのがリボ払いの危険なところです。
リボ払いはカード会社が推進している
一番問題があるのは、クレジットカード会社がリボ払いを推進していることです。
「毎月の支払額を自由に設定できるので、利便性が高い」と説明し、リボ払いに設定するように促しています。
何も言わず初めからリボ払いに設定されているカードも存在します。
もちろんクレジットカードカード会社は利便性が高いから、ではなく手数料が高いからです。
毎月の支払額は手数料(利息)しか払っていないということなんてざらにあります。
どれだけ頑張っても、残高はいっこうに減りません。
いつの間にか、残高は200万円、300万円とふくらみ、グラフで見てもらった7%の人と同じように、滞納・延滞をしてしまい、最終的に任意整理や自己破産などの債務整理をするしかなくなってしまいます。
カード会社から勧められても、リボ払いは選択しないようにしましょう!
まとめ
今回はどれだけの人がリボ払いをしているのか、そしてリボ払いの危険性について説明していきました。
毎月の支払が少ないからといって安易にリボ払いを選択すると、買い物した額の1.5倍ものお金を支払うことにもなりかねません。
クレジットカードの買い物は一括でおこないましょう!
もしリボ払いで苦しんでいる方がいましたら、専門家に相談することをオススメします。
シンイストワール法律事務所という弁護士事務所は、借金やクレジットカードトラブルのプロです。
相談は無料なので、話を聞いてみてください!
詳しくはコチラの記事に書いてあります!
金融博士
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