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サラリーマンが借金を効率的に返していく為には
借金をしてしまった、もしくは借金をこれからしなければならないという方に向けて書いていきます!
サラリーマンが借金をするというのは一つのリスクです。
はてな
返済をしていけるのだろうか
月々の返済の限界っていくらなんだろう
どれだけ借りても大丈夫なんだろう
何年かけて返していくものなんだろうか
というように次々と疑問が浮かんできて不安になってしまいますよね。
今回はサラリーマンが借金をする上で、そして返済をしていく上で頭にいれておいて欲しい事を書いていこうと思います!
※今回は生活をする上で必要な借金、住宅ローンや自動車ローン等を除きます。
サラリーマンが月々返済できる金額
借金をするとき、返済期間を決めなくてはなりません。
返済期間を決めるということは、月々の返済額を決めるということです。
明確な基準はありませんが、早く返したいからと言って、返済額を多めに設定すると、日々の生活がままならなくなってしまいます。
サラリーマンは無理せず返済できる金額の目安が、
月収の1/3です。
この設定であれば、基本的に無理せず返済できるのではないでしょうか?
「総量規制」という、年収の1/3以上の融資をしてはいけませんという、貸金業者に対する法律もあります。
この1/3という目安は国が定めた一つの基準になるというわけです!
総量規制の落とし穴
先ほど、貸金業者は年収の1/3以上の融資をしてはいけないと書きましたが、銀行系のカードローンやフリーローン、住宅ローン、自動車ローンなどは対象外なのです。
銀行系のカードローンは比較的簡単に発行できる為、貸し過ぎが問題となったことがありました。
総量規制は借りる人を守る法律です。
各銀行のカードローンを利用していたらいつの間にか借金が膨らんでいたという事にならないように、しっかりと資金管理を行いましょう!
資金管理をしっかりとする
仮に月収の1/3を返済に回しているとなると、生活もそれなりに質素にしなければなりません。
職場の付き合いなどもあるでしょうが、基本的に外食や飲み会などの贅沢は慎みましょう。
自分で収支表を書いて、資金管理をしてください。
銀行口座と結びつけて、自分の収支を管理するようなスマホアプリも登場しています。
将来のライフプランを立て、そこから逆算し資金計画を立てることが重要です。
複数の銀行、消費者金融から借金をしない
住宅ローンや自動車ローンなどの目的がはっきりしている借金などは違いますが、借金をするときは一つの金融機関から一度に大きな金額を借りる事ってあまりないですよね。
10万円、30万円、50万円……と借りていたら、気が付いたら200万円も借金をしてしまっていた、というパターンの方が多いのです。
その場合、複数の金融機関から借金している状態になっているかと思います。
借金を返済していく上で、この状況は改善しなければなりません。
複数の金融機関から借金をしていると、返済日や返済金額、利率などがバラバラで管理できなくなってしまうのです。
そういう時は、銀行などの「おまとめローン」が役に立ちます。
おまとめローンというのは、その名の通り。
借金の総額を、借入して、元々借りていたものを返してしまおうという商品です。
ポイント
利率が下がる可能性がある
返済額を再度設定できる
返済日の統一
などのメリットがあります。
僕が銀行に勤めていた時は「おまとめローン」はかなり需要がありましたし、借金をまとめることで資金繰りが楽になったと色々な方から感謝されました!
複数金融機関から借金をしている方にはオススメです!
「おまとめローン」に関しては、また後日詳しく記事で書いていこうと思います!
サラリーマンが借金するとやばいのはいくらから?
効率的に返済をしていくために必要なことはわかっていただけましたでしょうか?
次に、「じゃあサラリーマンは一体いくらまでなら借りて大丈夫なの?」というお話をしたいと思います!
年収の3分の1は借りすぎ状態
一つの指標として、先ほど紹介した総量規制が定めている年収の3分の1があります。
自分の年収の3分の1をイメージしてみてください。
ちょっと借金するには多いなと思いませんでしたか?
その感覚であれば問題ありません!
単純に考えて年収の3分の1は多いです。
一般的なサラリーマンは100万円が指標
それでは一般的なサラリーマンの年収を基準にすると、借りすぎ状態の基準は約100万円になります。
100万円を3年で返済するとなると、1ヶ月27,800円となります。
ここに金利15%で利息を計算して合計してみると、利息額だけで30万円を突破します。
毎月の返済額と支払利息の金額、合計するとかなりの負担になるはずです。
そして100万円が基準となる理由は、もう一つあります。
100万円を超えると返済が長期化してしまう恐れがあるのです。
先ほど詳細した返済額で考えても、3年でした。
3年間返済し続けるのって想像以上に過酷です。
上記の理由で考えてみると、100万円が一つのボーダーラインになるのではないでしょうか?
初めてお金を借りる場合ですと、SMBCモビットがおすすめです!
消費者金融から勤め先に確認の電話がいく「在籍確認」がない金融機関であり、他に比べるとハードルが低くなってます!
モビットに関しての詳細は、「SMBCモビットの検証・申し込み方法と審査内容の解説!」をご覧ください!
まとめ
今回はサラリーマンが借金を返済していく為に知っておいた方が良い事を書いてきました!
いかがでしたでしょうか?
借金を返済していくというのは結構労力がいるんです。
大事なことは、
ポイント
ライフプラン、資金計画を持つ事
月々の返済額を明確にすること
複数の金融機関からの借入は避ける事
贅沢はしないこと
です!
サラリーマンの場合は特に毎月一定の収入がある為、返済しやすいでしょう。
とにかく計画的に返済をしないといけません。
借金は返済計画と返済していく意志があれば必ず完済できます。
お金に振り回されず、お金を利用し人生を豊かにすることが重要です!
この借金を教訓にし、お金に関するリテラシー、マネーリテラシーを高めていきましょう!
金融博士
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