借金で投資はアリ?

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借金で投資はアリ?ナシ?借金の本質も含めて元銀行員がズバリ解説!

最近、副業したいのですが、借金して投資をするのはアリでしょうか?

という相談があります。

大抵の人は投資は余裕資金でやりましょう。という回答になるのが大半ですが、実際のところどうでしょうか。

この記事では、「借金と投資」をテーマに元銀行員が徹底的に解説します。

 

借金って悪いこと?

借金って悪いこと

まずは借金すること自体が悪いことか、ということについて触れていきたいと思います。

借金=ネガティブな印象を持つ方は多いですが、借金には良い借金と悪い借金があります

そこを明確に理解しておきましょう。

 

悪い借金とは

  • 自分の欲求を満たすためだけのもの
  • 見栄を張るための消費財
  • ギャンブルのため
  • 資産を生まないもの

例えば、ブランドのバッグやファッション、時計などもありますが、これらは借金してまで購入するモノではありません。

資産を生まないものとしては例えば「マイカー」などが当てはまります。

 

車は資産じゃないの?と思う方もいますが、車は買った瞬間に時価総額がグッと下がります。

購入してすぐに売却しても購入金額では売れません。

200万円を借金して新車を買ったとしても、すぐに売却しようと思ったら150万円程度にしかなりません。

しかも、車を保有していると保険代、税金、駐車場代は必ず費用として付随するため、マイカーは負債という考え方です。

 

良い借金とは

  • 資産を生み出す借金

資産を生み出すということは「正しい投資」であれば良い借金の分類です。

そのため、借金で投資をすることは全部を否定する訳ではないということです。

 

資産を生み出す正しい投資とは

重要なことは「未来を見据えること」です。

これは先見力とも言います。

 

先ほど資産を生み出す借金は良い借金だとお伝えしました。

この資産を生み出す例として、「不動産投資」があります。

不動産投資は簡単な投資ではありませんが、

  • 正しい知識を持つ
  • 資産価値の落ちない物件
  • 適正な価格の物件
  • 良い業者と出会う

これらを前提に始める分にはこの2020年のタイミングでも良い物件は十分あります。

近年は物件の高騰で高い時期であろうといつの時代も良い物件は必ずあるものです。

 

正しい投資における重要なこと

重要なことは未来を見据えることであり、5年後、10年後が見えない投資は、借金をして投資をするべきではありません。

特に株式や仮想通貨など、5年後、10年後にどうなっているか不透明な投資に対して借金をして投資をすることはおすすめできません。

 

しかし、不動産に関しては正しい物件を見極めれば、5年後、10年後でも大きな価値の下落は起きにくく、立地によっては価格はむしろ上がります。

そして適正な価格で購入すれば、ローンの返済よりも家賃収入の方がきちんと大きくなります。

大半の不動産売買に関しては不動産業者が数百万円もの手数料を乗せて、売りに出すから不動産投資で失敗する人がいるのです。

だからこそ、良い業者と出会うことは重要であり、口車に乗せられないためにも正しい知識が必要なのです。

 

借金をしたモノで何をするかが大切

先述の良い例では不動産投資を挙げました。

それは良い物件を見極めて購入することで、毎月の借金の返済<家賃収入になること、資産価値が5年、10年でも簡単には下落しないためです。

 

では悪い例で挙げた「マイカー」に関しても、例えばカーシェアとして貸しに出すこともできます。

1日/6000円でマイカーの貸出を行い、月に8回の貸出をしたら、

6000円×8回=4万2000円の収入が発生します。

もしもマイカーの借金の返済やその他の維持費を足しても4万2000円以下であれば、このマイカー購入の借金も良い借金の分類に変わります。

実例で、このマイカーの貸出で月に7万円程度の収入を得ている人などもたくさんいます。

 

そのため、借金自体が悪いのではなく、借金して手に入れたモノで何をするかが重要なのです。

 

借金をして投資をすることはレバレッジを上げることに注意

借金をして資産を生み出す投資をすることは「レバレッジを上げる」ということを理解しましょう。

レバレッジを上げる=リスクを高めるということです。

イメージとしてはテコの原理のように、投資をする元手を借入で補っています。

不動産投資であれば、2000万円のマンション1室を購入する場合、自己資金を使わなければ2000万円を借金で資本として利用して2000万円の投資を

しています。

 

投資には必ずリスクがあるからこそ、2000万円のリスクがあるということを理解しておきましょう。

例えば、不動産であれば空室になり、その間は家賃収入がない中で借金の返済だけをする月もあります。

マイカーを賃貸する場合も、借りてがいなければ借金返済や維持費がかかります。

このようにリスクがあることを理解して、そのリスクに耐えることができる場合にのみ投資をするべきです。

 

まとめ:借金をして手に入れたモノの使い道によって、良い悪いが変わってくる

リスクのない投資は存在しません。

だからこそ勉強する、経験者の体験談を聞くなどの情報収集をして、借金をしてまでやるべきかをしっかりと判断しましょう。

不動産に関すること、その他借金に関することなど、ファイナンシャルプランナーが無料でなんでも相談しますのでお気軽に聞いてください!

 

では最後までお読みいただきありがとうございました!

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プロフィール

経済博士

元銀行員として10年以上勤務。 得意な分野は、100社以上のビジネスモデルに関与し、多くの企業を黒字化にしてきた経験、個人に対するFP業務を行い資産運用をしてきた経験から財務力が得意。 自称「ファイナンスエバンジェリスト」 困っている人をほっとけないタイプ。
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