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クレジットカードのキャッシング枠とは?利用方法や返済、金利などの注意点

今やショッピングや海外旅行でも必需品であるクレジットカード。

クレジットカードの契約当初はキャッシング枠がついていないケースも多く、途中からキャッシング枠をつけた方が良いのか気になる方もいますよね。

 

この記事では、

  • クレジットカードのキャッシング枠とは何?
  • 利用方法や返済方法、金利は?
  • 注意点はあるの?
  • メリットやデメリットを知りたい

このような方に向けて、クレジットカードのキャッシング枠についてFPが解説します!

 

クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠の違いは?

クレジットカードの良いところは、現金がなくてもお買い物ができることですよね。

ポイントが付くため、お買い物は全てクレジットカード払いという方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、いくらでも利用できる訳ではなく、利用上限が設けられており、それが利用できる「枠」として定められてます。

クレジットカードのマイページにログインするといくつかの項目の枠があり、その中に、

  • ショッピング枠
  • キャッシング枠

という項目があり、それぞれの枠ってどういう条件だろうか。

まずはそれぞれを理解しておきましょう。

 

クレジットカードのショッピング枠とは?

ショッピング枠とはお買い物等支払いをした時に利用した通常の利用額のことです。

この金額の上限は年収であったり信用情報を元に過去の延滞履歴の有無等によって定められています。

 

長年クレジットカードを延滞なく利用していると信用が積み重なり、利用上限金額が増えます。

カード会社によっては勝手に増えているケースもあります。

 

この利用上限額はその日時点での合計額です。仮に上限額が50万円だとすると、毎月50万円まで利用できる訳ではありません。

 

例えば、楽天カードの場合、1日〜末日までの利用合計を翌月27日に銀行口座から引き落とされます。

4月中に25万円利用し、支払いがあるのは5月27日です。

そのため、5月26日までは残りの25万円の枠が残っているということです。

また、このショッピング枠の中にリボ払いや分割払い、ボーナス払いの利用金額も含まれてます。

そのため、リボ払いや分割払いがあると利用額が残っているのでその分枠を消費しているということです。

 

リボ払いと分割払いの違いとは?

大きな違う点としては、「毎月の支払う金額」「返済回数」の違いです。

  • リボ払い:事前もしくはカード利用後にクレジットカードのマイページから通常の1回払いから「月々の支払いに分けて」支払う方法に変更する支払い方です。
    特徴として、毎月の返済額を細かく決めることができます
  • 分割払い:カードを利用する時に○○回払いに指定して、その回数で支払う方法です。ショッピングのお支払いの時に店員に○○回払いでと伝える必要があります。

 

リボ払いと分割払いはどちらが良い?

結論からお伝えすると、毎月の支払いが可能な金額との相談です。

その為、筆者の見解であれば「分割払い」の方が良いかと思います。

 

まず、リボ払いも分割払いも金利や手数料が発生します。(分割払いは基本的に2回払いまで無料が多い)

そして、どちらも金利設定は概ね15%〜18%程度。かなり高いです。

 

リボ払いも分割払いも利用した時点で、残高が残っている間は信用情報に掲載されます。

また支払う回数が多いほど、金利や手数料が足されて、総支払額は多くなります。

 

それを踏まえて大前提に極力リボ払い、分割払いの利用はおすすめできません。

 

もちろん状況により利用しなければならないこともあるかと思います。

利用する際、期間を短くすると毎月の返済額は大きくなる為支払いが辛くなる為、毎月の支払いが苦しくならないだろうギリギリの回数にすることが良いかと思います。

 

だからこそ、支払い回数が短くできる「分割払い」の方を選択する方が良いかと思います。

 

なお、数十万円単位の大きな買い物であればクレジットカードの分割払いやリボを利用するのではなく、金融機関のローンや、家電等であれば無利子で分割払いに対応していることもある為、そちらを利用するようにしましょう。

 

クレジットカードのキャッシング枠とは?

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キャッシング枠は上記のショッピング枠とは別で、クレジットカード会社から現金を借りることができるサービスです。

ただし、クレジットカードの申し込み時に申請していなければ枠は0です。

 

キャッシング枠は借入枠を作ることであり、別途信用調査が加わるためこちらが希望しなけえば勝手に枠がつくことはありません。

基本的には「総合枠」が設定されてます。仮に総合枠100万円、ショッピング枠100万円、キャッシング枠10万円の場合、

キャッシングで10万円利用したら、ショッピングとしては90万円しか利用できません。

 

キャッシング枠があれば、コンビニのATMから上限金額まで現金引き出すことが可能になります。

 

その際にはATM利用手数料が発生し、利用して翌月からショッピング利用時の金額と合算して分割払いがスタートします。

そして、あくまで枠であることから返済が進み残高が減ってきたら上限金額までは審査なしで再度ATMで引き出すことが可能です。

 

キャッシングの利用方法とは

まず保有しているクレジットカードにキャッシング枠がなければ、ネットなどから申請をします。

そしてカード会社が信用情報や年収などから審査を行います。

 

審査が通ったら、コンビニや提携している銀行などのATMでクレジットカードを差し込み引き出します。

 

ATMでの利用手順とは

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. 暗証番号を入力する
  3. キャッシングをタッチする借入金額を1万円単位で入力する
  4. カード、現金、利用明細を受け取る

暗証番号の入力タイミングは前後したりしますが、基本的に上記のように簡単に利用することが可能です。

 

ただし、一般的に、

  • 1万円以下:110円(税込)
  • 1万円超え:220円(税込)

のATM利用手数料がかかるため注意しましょう。

 

キャッシングの返済方法とは

返済方法は、通常のショッピング枠の返済日と同日に、合算されて返済されます。

口座からの引き落としはショッピングの利用分と合算されて引き落とされます。

 

そのため、元金相当と利息相当はマイページで確認しないとわかりません。

 

キャッシング枠の金利とは

金利は基本的に上限金利に設定されると考えておきましょう。

 

日本貸金業協会の上限金利によると、キャッシング枠の上限において、

キャッシング枠上限金利
10万円未満年率20%以下
10万円〜
100万円未満
年率18%以下
100万円以上年率15%以下

となっています。

 

そして、基本的に上限金利に設定されることが大半です。

そのためキャッシング枠が10万円であれば金利は18%だと思いましょう。

 

キャッシング枠のメリットとは

キャッシング枠が必要かどうかですが、人によって状況はそれぞれ違う為、メリットとデメリットを把握する必要があります。

デメリットが許容できる方はキャッシング枠をつけておいて良いかと思います

 

  • 給料日直前で急遽生活費の補填が必要な時でもすぐに現金が借りられる
  • コンビニのATMで24時間365日お金を引き出すことができる
  • 給料が入ったらすぐに返済できる為、一時凌ぎであれば金利負担は少ない
  • 海外旅行に行った際、海外のATMでキャッシングすると現地通貨で引き出すことが可能(帰国後にすぐ返済すれば空港で両替するよりもお得)

などが考えられます。

十分メリットはある為、次のデメリットが許容できる方には枠を持っていても良いかと思います。

 

キャッシング枠のデメリットとは

  • 金利設定はかなり高い
  • キャッシング枠があり、定期的に使ってしまうと借金癖がついてしまう
  • 枠を作った時点で利用していなくても信用情報には記録される

などとキャッシング枠を作るだけで発生するデメリットもあります。

特に金利が高いからこそ、極力利用しないに越したことはありません。

 

まとめ:非常用に少額のみ設定するのは良いが、極力利用しない

まずはデメリットが許容できるかどうかです。

特に利用頻度が重なると「借金癖」ができる可能性があります。

 

こうなってしまうと、毎月キャッシング枠を利用した借入が残っており、金利負担がかなり大きくなります。

これが一時凌ぎであれば全然良いのですが、毎月あると年間換算するとかなりの金額を金利に払うことになってしまいます。

 

なお、デメリット欄にある信用情報に記録されるところですが、延滞履歴がないことと、大きな金額の枠を保有していなければ問題ありません。

(ただこの枠は金融機関によっては利用していなくても借入があるものとみて審査するケースもあります)

 

ですから、金利が高いからこそ緊急時のみしか利用しないと誓える方に関しては、枠を保有しておくことは良いかと思います。

 

また、緊急時にお金が必要になる可能性がある方は「カードローン」を検討することもアリです。

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では最後までお読み頂きありがとうございます!

 

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経済博士

元銀行員として10年以上勤務。 得意な分野は、100社以上のビジネスモデルに関与し、多くの企業を黒字化にしてきた経験、個人に対するFP業務を行い資産運用をしてきた経験から財務力が得意。 自称「ファイナンスエバンジェリスト」 困っている人をほっとけないタイプ。

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