ローンやクレジットが否決となった後に再審査をしても大丈夫なのかな?
ローンの申し込みで否決となってしまった方で本当に必要なお金ならば他のローン会社で申し込みをしたい気持ちありますよね。

再審査って他のローン会社でやって結果は変わってくるの?
申し込みしすぎると良くないって噂もある。。
このような悩みを解決し、適切な対応方法を元銀行員の立場から解説します。
目次
ローンの再審査はしても大丈夫なの?!
ローンやクレジット等審査が必要だと意向に沿えずに、審査に落ちるなんて可能性もあります。
ローンの場合はお金が必要ならば他で工面する必要がありますし、クレジットだとそのカード会社のポイント還元等魅力があるため他のカード会社では意味がないケースと様々あるかと思います。
そこで、他のローン会社出会ったり、同じ会社に再審査をしても良いのか。
これから掘り下げて解説していきます。
借入の申し込み履歴が信用情報に掲載される
審査の申し込みをしたことは信用情報に必ず記録されるため、申し込みした履歴はバレます。
この記録は6ヶ月間記録されます。
そのため、頻繁に申し込みをしてしまうと「申し込みブラック」になる可能性があります。
申し込みブラックとは
短期間に複数のローン会社、クレジットカード会社に申し込みをしている状態です。
一般的にクレジットカードだと月に3枚の申し込みは、申し込みブラックとなる可能性が高いです。
ローン会社でも月に2件の申し込みも危険な範囲です。
そのため申し込みを立て続けに行うと、通る審査も通らなくなります。
上記の件数に関しては明確な規定はありませんが、一般的に審査をする上で立て続けに申し込みをしていると、
「そんなにお金が困っているのか」「もしかしたら一気に複数からキャッシング等を行なって踏み倒すのではないか」
等様々な審査において不利なイメージがついてしまいます。
だからこそ一度審査に落ちた場合は手当たり次第に申し込むのはやめましょう。
再審査は6ヶ月で1回まで
もしもローンやクレジットの審査に落ちた場合に再審査をするのは6ヶ月に1回程度にしておきましょう。
これに関しては規定があるわけではありません。
信用を傷付けない余裕を持った範囲で説明しております。
なぜ6ヶ月かと言うと、信用情報の申し込み履歴は6ヶ月間で消えるからです。
1度であれば、信用情報をチェックした際に、直近6ヶ月間で申し込み履歴が1回ヒットするだけです。
信用情報を調べた時に直近6ヶ月に申し込み履歴が2回ヒットしてくると、審査においても影響がでてきます。
そのため、どうしてもすぐにお金が必要な場合は、一度審査に落ちたあとは、比較的審査のハードルの下がるところを選ぶ必要があります。
あくまで審査に1度落ちている状況で他で再審査をするため、大手のローン会社は外した方が確率は高まります。
このタイミングで審査に再度落ちたら、信用情報の申し込み履歴がクリアになるまで待つ必要が出てきて時間を要することになります。
同じところに再審査する場合も6ヶ月程度経ってから
ローンやクレジットで一度審査に落ちても、同じところで審査を打診したいケースもあるかと思います。
その場合にもなるべく6ヶ月程度は我慢するようにしましょう。
これは信用情報も申し込み履歴の問題ではありません。
同じ会社であれば過去に申し込みがあって否決となった記録は残ってます。
そのため再審査をしても、いつ、何が原因で否決にしたかは記録が残っています。
この6ヶ月程度期間を空ける理由は、否決した理由を改善するための期間です。
否決の理由は教えてくれないため、自分で可能性のあることを推測するしかありません。
しかし、否決の理由はさほど多くはありません。
- 信用情報をチェックしたら過去に延滞履歴があった
- 信用情報でクレジットやカードローンが利用してはいないがたくさん保有している
- 年収が足りない
- 勤続年数や貯金残高等、属性に問題があった
- 申込内容に虚偽があった
などが考えられます。
カードをたくさん保有している場合は解約をして整理したり、貯金残高も申込時点で0円と5万円では全然違います。
もしも延滞履歴が複数回散見された場合はそもそも他のところでも審査は通りにくいです。
年収が問題であれば、その年収に対しては借入金額が大きいため、追加で借入するよりも今ある借入をまとめる「借換」が望ましいです。
そのため、状況に応じた対応をしつつ再審査をする場合は6ヶ月程度の期間で立て直しを図る期間と考えましょう。
再審査の際に審査が通りやすくする方法
上記の通り、何かしらの問題があって否決となっています。
そのためそこの問題点を解決しない限り再審査ををしても落ちる可能性が高いです。
そこで審査を通りやすくする方法をピックアップします。
- 自分で信用情報を取得して、使っていないカードがあれば解約して整理する
- 再審査するまでの期間、少しずつでも良いので貯金をする(申込時点で貯金が多少でもあるのと無いのでは全然違います)
- もしも審査をする時に源泉徴収ではなく、直近の給与明細でも良い場合、残業代等で少し給料の高いタイミングを利用する
- ローンの場合、申込内容を変更する(申込金額を若干下げる、返済期間を少し延ばして、毎月の返済額を減らす)
などが考えられます。
少しでも信用を作り、審査を通る確率をあげて申し込みしてみましょう。
では最後までお読みいただきありがとうございます。

経済博士

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